放火された大阪の心療内科から見る精神科の現状と限界

人気だったクリニック

放火のあったクリニックは診察も丁寧で、

患者も多く、良いクリニックだったと色々なニュースで

取り上げられていました。

 

院長さんのインタビューでも、うつ病などで苦しむ

患者さんが深夜に通える場所を提供したい。

という思いで開業されたようです。

高い志しがあったのだと思います。

 

なのになぜそんなクリニックが狙われたのか?

これは勝手な憶測ですが、

職場がつらいとか

誰かを恨んでるとか

そういうものではない。

ただ自分の人生に絶望していただけ

最後の繋がりが通っていた心療内科だった。

でもおそらく何も良くならなかったのでしょう。

 

漠然とした理由のない生き辛さ

悲しむ人の顔も思い浮かばないくらいの

「孤独」

そんな状態だったのかもしれません。

精神科の現状限界

うつ病の治療といえば

抗うつ薬

真っ先に思い浮かぶと思います。

 

そして薬で鬱は治らない

これもまた有名ですよね

 

しかし精神科は薬を処方します。

その人が何に苦しんでいるかもよくわからぬまま

 

抗うつ薬は麻酔みたいなもので

麻痺している間は痛みが弱まります。

でも心の傷って自然治癒で治るほど甘くない。

 

麻酔が切れたら痛みが出てきます。

そして麻痺してたときは楽な気になれてたから

また薬が欲しくなる。

もちろん痛みの元である傷口は何も変わってない。

 

要は麻酔や鎮痛薬をもらってるだけという事です。

傷口が塞がらない方が精神科医は儲かります。

そもそも私は薬はなくても傷口はほとんど塞げると思っています。

 

一番の原因は執着が根底にあるのですが、

認知行動療法のように考え方を変えることで

傷口が塞がってしまったら商売上がったりですよね。

 

だから人の心の本質的な部分はお金にならにので

誰も話したがらないし、その分、本気で患者さんと

向き合っていらっしゃる先生方も

薬を処方するのが当たり前、模範解答として学んでいる。

だから業界全体が議論も進みにくく遅れてしまう。

 

世の中の精神科はそんな構造を持っています。

社会の疑問

Posted by あおまる